【概況】
6月の建築基準法改正の施行(一連の耐震偽装問題による法改正)に伴い、23区の建築届は、維持してきた400件台を7月以降3ヵ月連続で下回り、9月には326件にまで落ち込んだ。この落ち込みの反動もあってか10月は408件と4ヵ月ぶりの400件台となった。
【延面積別】~1000㎡未満が61.5%占める
延面積1000㎡未満の物件が251件となり、前月比20.7%(43件)の増加、全体の61.5%を占めた。
同1000㎡以上5000㎡未満の物件は121件となり、前月を33件(前月比+37.5%)上回った。同10000㎡以上のマンション建築届は前月ほぼ横ばいの18件となった。
【地区別】~都心10区、前月を45.7%上回る
都心3区(※)は前月(29件)を3件上回る32件、都心10区(※)では前月(70件)を32件(前月比+45.7%)上回る102件、その他の区でも一戸建て住宅や共同住宅が主体の杉並区、板橋区、練馬区で2桁の伸びを示し引続き投資マインドに落込みは見られなかった。
※1 都心3区:千代田区、中央区、港区
※2 都心10区:都心3区、新宿区、文京区、台東区、
墨田区、江東区、渋谷区、豊島区
一極集中、都心回帰が続く中でマンション用地の取得難から北区、板橋区、葛飾区等の倉庫、工場、ホームセンター跡地での大規模マンション開発が目立つ。
北区では日本綜合地所(株)の「北区豊島5丁目計画(仮称)」(延面積3万8908㎡、20階建)、板橋区では三井不動産レジデンシャル(株)の「板橋区成増3丁目計画(仮称)」(同1万7869㎡、9階建)、葛飾区では日本土地建物販売(株)、(株)長谷工コーポレーション、丸紅(株)の共同事業である「亀有3丁目プロジェクト(仮称)」(同1万5684㎡、16階建)等の大規模マンション開発の建築届があった。
都心部のオフイスビル・複合施設では、港区で興和不動産(株)が手がける「浜離宮インターシティ(仮称)」(同3万9000㎡、26階建)があり、引き続き大型物件の投資は堅調である。












