【概要】
2月の届出は、前月(201件)より3件増加の204件と、ほぼ横ばいとなった。しかし、依然として200件台と低水準を維持し、前年同月(394件)と比較すると、48.2%(190件)の大幅減少となった。この減少傾向は今日の不況を如実に反映していると言えよう。
このような状況の中、建設業者の倒産は増加の一途をたどっている。2008年の全国企業倒産件数は前年比15.7%増加の1万2681件で、そのうち建設業者は3446件と全体の27.2%を占めている。さらに、直近の2009年2月は287件が倒産し、300件に迫る高水準が続いている。
【延べ面積別】
前月と届出がほぼ横ばいであるにも関わらず、延べ面積5000㎡以上のマンションは9件と前月比7件増加した。しかし、オフィスビルにおいては、全体としては9件増加の22件となったものの、延べ面積10000㎡以上の大規模物件は前月と比べ2件減少、延べ面積1000㎡未満の物件は前月比5件増加と、規模の縮小が顕著に現れている。
【地区別】
都心3区(※1)では、13件(前月20件)と10件台になり、千代田区4件、中央区5件、港区4件と各区全て1ケタを記録。ここ1年以内では最低数となった。
都心10区(※2)では、新宿区13件、渋谷区11件を除き、各区1ケタと前月同様の低水準である。
その他他区では、杉並区が14件(前月29件)と住宅を中心に半減した。個人住宅建設・地元建売業者の戸建住宅分譲の減少を反映する結果となっている。
※1 都心3区:千代田区、中央区、港区
※2 都心10区:都心3区、新宿区、文京区、台東区、
墨田区、江東区、渋谷区、豊島区
小田急電鉄(株)は、旧電車基地跡地(世田谷区宮坂3-2141-3他)に大規模な施設の開発を予定している。この開発計画のコンセプトは「歩きたくなるまち・経堂」。敷地を交流・業務・健康・住宅という各ゾーンに分け、テーマに沿って商業施設・スポーツクラブ・賃貸マンションなどの開発を行う。
今回の届出は、賃貸マンションに該当する物件で、地上11階・地下1階、高さは34m、延べ面積1万5085㎡、工事着工は2009年7月1日、竣工は2010年10月31日を予定。
この開発において、各ゾーンを結ぶプロムナードを整備する他、広場を設け、多様な植栽を施すことで四季の景観を演出するとしている。












