~前年同月比増なるも、前月比3カ月連続で減少~
9月の届出数は前年同月(365件)比では6.3%増となったが、前月(396件)比では2.0%減となる388件で、3カ月連続で減少した。住宅が前月・前年同月比増の149件で前年平均118件を大幅に上回ったほか、事務所(23件)が4カ月ぶりに20件を超え、宿泊施設(7件)も依然として堅調に推移。しかし商業施設(14件)が前月比8件減、共同住宅(165件)が前月比20件の大幅減で、総件数で前月比微減、前年同月比増という結果になった。地区別では、世田谷区が69件で約2年ぶりに60件を超えたが、中央区、港区は共に4件減となり、前月に引き続き都心部での減少傾向がうかがえた。
大規模物件(延べ面積1万㎡以上)は前月比2件減の6件となった。江東区立小中学校の新築計画、新宿区と渋谷区に事務所をメインとする複合ビル、渋谷区と江東区に共同住宅が各1件のほか、中野区で共同住宅や老人ホーム、保育所など街を一体的に整備する計画がある。
【注目物件】(仮称)南平台プロジェクト
渋谷区道玄坂1丁目、JR渋谷駅近くに大規模オフィスビルの建築計画が、一般社団法人道玄坂121〈東急不動産(株)と地権者による事業会社〉から提出。現在の新南平台東急ビルなど4棟を建て替え、自然エネルギーを利用し、防災対策設備も整える。低層部には起業や創業を支援する施設を設けて渋谷の産業支援を行い、テナント専用テラスやラウンジ、庭園を設置する。エントランス前の広場にカフェを設け、賑わいの創出も計画する。
物件の概要は4,128.33㎡の敷地に高さ108.3m(地上21階・地下1階)・建築面積は2,612.16㎡で、着工予定は2016年6月1日・完工予定は2019年3月31日となっている。












